撮影紀行 5月 (棚田・緑)


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5月に入ると田は水が入る。
潤った水田と畦道との幾何学模様や新緑との組み合わせは日本の原風景であり、何故か心が和む。
5月連休を利用して新潟県松代町、高柳町、山古志村へ棚田、山村風景を撮り歩いた。


松代(まつだい)町、峠の棚田。
夕方に撮影。
水面が空の青を映し出している。

高柳町荻ノ島、茅葺環状集落での農村風景

茅葺の農家、人情味のある農婦。
田植え前での準備作業に精を出す農民。
農道を走るバイクでさえ
「近代兵器」に見えてしまう。
山古志村棚田風景。
一山も二山も続くスケールの大きな棚田風景が、そこにはある。
急峻な斜面も棚田になっている。
車の大きさと比較すれば、その大きさ、谷の深さが分かる。
つくしが咲き、小川には丸太橋が掛けられている。
こんな風景をみると誰でも少年に返ってしまう。
畦道の緑がきれいだ。
水田と新緑とで織り成す幾何学模様とコントラストが美しい。
(偏光レンズ使用)
急峻な谷間で棚田を結ぶ農道が朝日に輝いていた。


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